臨床倫理委員会
臨床倫理委員会とは
臨床倫理委員会とは、当院において行う臨床研究等において「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」及び厚生労働等が示す他関係指針に基づき審査することを目的に院長が設置した委員会です。
委員会では、医の倫理のあり方について、人間の尊厳、人権の尊重その他の倫理的観点及び科学的観点から検討し審議するとともに、当院の職員が行う医療行為・医学研究並びにこれらに関する情報開示、職員から申請された計画の内容とその成果について審議し、意見を述べ方針を与えます。
患者さんへのお知らせ
「人を対象とする医学系研究に関する倫理方針」に基づき、公開が必要な研究については以下の通り掲載します。
なお、各研究について詳しくお知りになりたい場合や、研究への参加を希望されない場合は各研究責任者へご連絡をお願いします。
最新の情報
『頚椎前方椎体亜全摘術における移植骨脱転の危険因子に関する研究』の実施について
『当院における関節リウマチ患者の治療の現状と治療アウトカムの検討:臨床的、構造的および機能的寛解の達成』の実施について
人工膝股関節置換術および脊椎インストゥルメンテーション手術部位感染の全国調査
日本整形外科学会_小児整形外科委員会_日本整形外科学会骨系統疾患全国登録
患者レジストリによる脊椎インストゥルメンテーション手術患者の登録調査
過去の情報
関節リウマチ患者のイグラチモド継続率に影響を与える要因の観察研究の実施について
関節リウマチ患者のアバタセプトの有効性規定因子についての観察研究
2010年4月1日から2017年3月31日までにメソトレキサート関連リンパ増殖性疾患の診断を受けた患者さんへ
2010年12月1日から2016年12月31日までに当院へ入院され誤嚥性肺炎の治療を行った患者さんへ
2012年4月1日2017年3月31日までに当院にて手指伸筋腱皮下断裂に対し腱移行移植術を行った関節リウマチ患者さんへ
2012年8月以後当院リウマチ科初診受診で1年以上当院で治療を受けた患者さんへ
生物学的製剤使用関節リウマチ患者の骨量減少因子についての検討
GNRIGeriatric_Nutritional_Risk_indexの関節リウマチ患者の病勢予後評価に対する有用性の検討
医事課
医事課よりひとこと
医事課は外来・病棟クラーク、診療情報管理士を含め、総数27名で患者さんに対応しています。
業務としては、外来受付、入退院の事務処理、診療記録管理、診療報酬計算・請求、医事相談・トラブル対応などを行っています。
病気やけがなどで不安を抱えて来院される患者さんの気持ちをやわらげ、安心して治療を受けていただけるように、丁寧な対応を心掛けています。
業務内容について
外来(初診・再診)受付業務
当院に診察にみえられた患者さんを受付け、当日の診療の流れをご案内しています。ご不明な点は遠慮なくお尋ねください。
診療費計算
診察、検査等の内容をもとに、医療費の計算を行います。総診療費のうち、1~3割が患者さんの自己負担金となり、残りを国民健康保険や社会保険などの各保険者に請求することになります。
患者さんの待ち時間が少しでも短くなるように、効率的な事務作業に努めています。
会計業務
診療費計算の結果をもとに、患者さんに自己負担金をお支払いいただきます。現金、クレジットカード、デビットカードでのお支払いが可能です。
入退院のご案内
入退院についてのさまざまな情報をご案内しています。
診療報酬明細書作成
患者さんの診療内容を1カ月分まとめて診療報酬明細書(レセプト)を作成し、国民健康保険や社会保険等に請求しています。
公費関連業務
生活保護、特定医療(指定難病)、小児慢性特定疾病、更生医療、結核、精神、労災、公務災害、自賠責等について、患者さんへのご説明を行っています。
施設基準作成業務
医療機関には、機能や設備、診療体制、安全面やサービス面を評価するためのさまざまな施設基準が設けられています。当院の施設基準について文書を整備し、2年毎の診療報酬改正や毎年7月の定期報告書類を作成しています。
臨床工学係(ME)
臨床工学係よりひとこと
厚生労働省からの通達で、H19年4月より各医療機関の持つ医療機器の保守点検が義務付けられたことに伴い、当院でも医療機器安全管理の必要性が高まり、H20年4月より臨床工学技士が初めて事務部会計課に配属されました。以来、医療機器安全責任者の指示のもと、医療機器安全管理に取り組んでいます。
具体的には、人工呼吸器・輸液ポンプ・シリンジポンプを集中管理し、貸出し及び保守管理を行っています。定期点検は集中管理されていない医療機器も含め年間計画を立て実施します。医療機器のトラブル対応については、メンテナンス記録を残して保管しています。
輸液ポンプ、シリンジポンプの台数は、当初の38台が現在は2.3倍の89台まで増加し、医療機器管理台数も112台から194台まで増加。それに伴って定期点検実施件数も206件から538件まで増加しましたが、日々の保守管理により機種の混在も改善され、運用が円滑に行えるようになりました。
今後は医療機器使用環境の整備、必要な医療機器の導入、医療機器の院内での適正配備など、専門的知識を必要とする医療機器の運用に関わり、より効率的な医療機器安全管理を目指します。
事務部会計課 臨床工学係
臨床工学士(ME) 城 憲一郎
栄養係
ただいま準備中です。しばらくお待ちください。
医療安全推進室
医療安全推進室よりひとこと
医療安全推進室は、医療事故を防止し医療安全を確保するための「医療安全管理」と、院内感染予防対策を実践する環境・システム作りを行う「感染管理」の業務を行っています。
「医療安全管理」の部門には専従の医療安全管理者1名および医薬品安全管理責任者、医療機器安全管理責任者、医療事故・紛争担当職員各1名の職員が配属されています。 当院には、医療事故を防止し、安全かつ適切な医療の提供体制を確立するために必要な事項を定めることを目的として、医療安全部門会および、医療事故防止対策を実効あるものにすることを目的として、下部組織として、リスクマネジャー部会が設置されており、両会議の庶務を医療安全推進室が担当しています。
「感染管理」の部門には専従の院内感染管理者(感染管理担当看護師)1名および感染管理担当医師、感染制御専門認定薬剤師、感染管理担当検査技師が配属されています。当院には院内感染防止に必要な対策を討議・検討・実施することを目的として、感染管理部門会および、感染管理委員会の下部組織として、ICT部会・AST部会が設置されており、両会議の庶務を医療安全推進室が担当しています。
医療安全推進室長 永井 慎昌
組織図